9月6日(水)滋賀大学彦根キャンパスの講堂で、ウエルネスツーリズムプロデューサー養成講座2023の開講式を開催しました。
今年で5回目となる本講座は、実践的なプログラムを通じて、事業創出、事業実施を推進する中核人材の創出、育成を図り、観光産業や異業種に携わる20名の社会人が受講します。
尚、本年度の趣旨として、ニューツーリズムを多方面から学び合いながら、受講生間での事業プランの策定を通じてアントレプレナーシップを養い、観光地域づくりのゲームチェンジャーともいうべき地域の観光地経営人材の育成を目指します。
開講式では、竹村学長から、ウエルネスツーリズムの将来性と受講生への大きな期待について挨拶があり、続いて観光庁の清水章名専門官が「日本の観光政策と人材育成について」をテーマに日本の観光の現況や、アフターコロナを踏まえた観光形態、新たな観光コンテンツの展開など“観光ビジョン”について講演されました。
他にも、じゃらんリサーチセンターの森戸香奈子氏、日本エコツーリズム協会理事の吉見精二氏、チェルカトラベル株式会社の井上雪子氏、本学の特命教授 上田雄三郎より、それぞれの知見に基づき多様なツーリズムについて講演いただきました。
この講座は、全7回のプログラムで実施し、最終回のビジネスプランコンテストに向けて受講生が共同してウエルネスツーリズムのビジネスプランを策定し、新しい事業の創出を目指すもので、修了者には今後の観光産業で中核となって活躍されることが期待されています。