(締切:令和5年7月31日(月))
滋賀大学では、本日より、「滋賀大学ウエルネスツーリズムプロデューサー養成講座2023」の受講生募集を開始します。
ウエルネスツーリズムは、自然散策、ヨガ、瞑想、フィットネス、スパ、食、レクリエーション、交流などを通して、地域の自然に触れ、心と身体をリフレッシュし、明日への活力を得る旅のことです。滋賀大学が立地する滋賀県は、「健康しが」を標榜し、2020年に平均寿命で、男性 全国一位 女性 全国二位となり、長寿県としてクローズアップされています。琵琶湖を中心に自然資源や文化資源が豊富で、県民が積極的にウォーキングやサイクリングなどの健康維持活動、スポーツに親しみ、禁煙や発酵食品など普段から健康や食に気を配っていることなどが、理由として挙げられます。近隣地域においても独自のウエルネスな自然・文化・食の地域資源があり、これら地域の宝を発掘・磨き上げることにより、これまでの観光の形態を、付加価値の高い滞在・体験型に変革していくことに大きな可能性を有しています。また、昨今サステナブルなツーリズムにも、世界的関心が高まっています。
本講座は、ニューツーリズムを多方面から学び合いながら、グループ等での事業プランの策定を通じてアントレプレナーシップを養い、観光地域づくりのゲームチェンジャーともいうべき地域の観光地経営人材の創出・育成を目指しています。
関心のある多くの皆さまの参加をお待ちしています。
*1)滋賀大学では「ウエルネスツーリズム」の定義について下記文献を参考にしつつ、滋賀県及び周辺地域で展開しやすいように設定。
(参考文献) 荒川雅志(2017)「ウェルネスツーリズム-サードプレイスへの旅-」フレグランスジャーナル社 西村 典芳(2016)「ヘルスツーリズムによる地方創生 – 健康長寿を目指して「お散歩でこの国を元気にする」- 」カナリアコミュニケーションズ 森本兼曩・阿岸祐幸(2019)「温泉・森林浴と健康 – 自然の癒しから未病予防医学へ – 」大修館書店 NPO法人日本ヘルスツーリズム振興機構ホームページ
募集要項
- 【受講対象者】性別、居住地を問いません。ホテル・旅館、観光産業、サービス業や医療・福祉法人に従事している方、観光産業に新規参入を考えている方、観光戦略立案に関わる行政や関係機関の担当者
- 【受講要件】 原則として、カリキュラムの全講座に参加可能な方
- 【募集定員】15名 (受講者は選考を行い決定いたします)
- 【受講料】 無料 (任意参加の「先進事例視察を学ぶ」の費用は全額、受講生の自己負担となります。テストツアー時の現地まで交通費、食事代は自己負担でお願いします)
- 【会場】 滋賀大学彦根キャンパス(滋賀県彦根市馬場1丁目1-1)外※講義は、主に滋賀大学彦根キャンパス及び、滋賀大学大津サテライトプラザで行います。
- 【期間・時間】 全7回/2023年9月~2024年3月 ※時間については各回によって異なる為、募集チラシをご参照ください
- 【お申込み】 下記のWEBサイトの応募フォームへアクセスし、必要項目を入力してお申し込みください。
- 【お申込み】2023年7月31日(月)17時