8月31日(水)滋賀大学彦根キャンパスの講堂で、ウエルネスツーリズムプロデューサー養成講座2022の開講式を開催しました。
今年で4回目となる本講座は、実践的なプログラムを通じて、事業創出、事業実施を推進する中核人材の創出、育成を図り、主に観光産業に携わる18名の社会人が受講します。
尚、本年度の趣旨として、未だ新型コロナウイルス感染の影響により、困難な状況の観光産業を復興すべく、観光産業における新しい時代を拓くゲームチェンジャーともいうべき人材の育成を目指します。開講式では、竹村学長から、ウエルネスツーリズムの将来性と受講生への大きな期待について挨拶があり、続いて観光庁の白鳥参事官(国際関係・観光人材政策担当)が「日本の観光政策と人材育成について」をテーマに日本の観光の現況や、アフターコロナを踏まえた観光形態、新たな観光コンテンツの展開など“観光ビジョン”について講演されました。他にも、じゃらんリサーチセンターの森戸香奈子氏、慶応義塾大学SFC研究所ヘルスサイエンス・ラボの小泉二郎氏、チェルカトラベル株式会社の井上雪子氏、本学の特任教授 上田雄三郎より、それぞれの知見に基づき多様なツーリズムについて講演いただきました。
この講座は、全7回のプログラムで実施し、最終回のビジネスプランコンテストに向けて受講生が共同してウエルネスツーリズムのビジネスプランを策定し、新しい事業の創出を目指すもので、修了者には今後の観光産業で中核となって活躍されることが期待されています。