アドミッション・ポリシー

大学院データサイエンス研究科博士前期課程のアドミッション・ポリシー(入学者受け入れの方針)

データサイエンス研究科が目指すのは、統計学と情報学を基盤とするデータサイエンスを発展させ、社会の様々な課題を解決する学術研究者および高度専門職業人の輩出です。この研究科の教育目的を理解し、データサイエンスの理論と実践を意欲的に学修し、データサイエンスの新たな領域を開拓し発展させる意欲をもった学生を求めています。
データサイエンス研究科における教育は本質的に学際的です。まず、データサイエンスの専門知識とスキルは理系的ですが、データサイエンスの対象である価値創造の場は理系的領域だけでなく、社会的・人文的な領域を多く含んでいます。そして、価値創造の鍵となるモデルの決定は、データサイエンスの力量と応用領域に関するしっかりとした知識の双方が必要となります。そのため、一定の基礎学力があれば、統計学や情報学を学んできた学生だけでなく、データサイエンスに広く関連する分野にバックグラウンドをもつ学生も受け入れます。また、企業においてデータサイエンスの理論と実践に関する専門知識とスキルを必要とする社会人も学生として受け入れます。
したがって、データサイエンス研究科の求める人材は次のとおりです。

  1. データサイエンスの基盤となる統計学および情報学の基礎的知識を持つ人
  2. 統計学および情報学が融合したデータサイエンスを学修し、価値創造へつなげる意欲を持つ人
  3. 多様な応用領域の分野で価値創造に貢献する意欲と適応力を持つ人
  4. 多種多様な専門性をもつ人々と協働して価値創造するための基礎的なコミュニケーション力を持つ人
  5. データサイエンスの新たな領域を開拓し発展させる意欲をもつ人

このような人材を受け入れるために以下のような選抜方法を実施します。

  1. 早期特別入試・一般入試・外国人留学生入試
    (ア)に関して、成績証明書と、統計学・情報学・英語に関する外部試験の成績を、選抜の資料として使用し、面接においても口頭試問で知識を確認します。(イ)から(オ)に関しては、研究計画書、および面接に基づき、それらの条件をみたしているかどうかをチェックします。
  2. 派遣社会人入試
    (ア)から(オ)までのチェックを、成績証明書・志願理由書・研究計画書・実務経験書、および面接に基づいて、行います。
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