令和5年8月31日
国立大学法人滋賀大学
国立大学法人滋賀大学の令和4事業年度財務諸表について
本学の令和4事業年度の財務諸表が、令和5年8月31日付けで文部科学大臣により承認されました。つきましては、より多くの皆様に本学の財政状況及び運営状況をご理解いただくため、ここに公表いたします。
第4期中期目標・中期計画の初年度である令和4年度は、「未来創生大学」の実現に向けて、未来創生型の文理融合教育を通じた次世代の価値創造を担う人材の育成と、不断の真理探究による新たな知の創出、さらには社会との協働による社会変革の駆動的役割を果たしてゆくために各種事業を行いました。
中でも、教育面では全学的な学部データサイエンス教育を体系化し、リテラシーレベルに続いて応用基礎レベルでも文部科学省の認定を得ました。さらに大学院では、教育・経済の両研究科が「デジタルと掛けるダブルメジャー大学院教育構築事業」の採択を受け、「専門×データサイエンス」の先端的な教育を展開してゆく基礎を固めました。研究面では、それまでのデータサイエンス教育研究センターを、データサイエンス・AIイノベーション研究推進センターに拡大改組し、全学センターとしての活動を活発化させました。同センターにはこれまで以上に企業や自治体からの問い合わせが寄せられ、共同研究などの数多くの連携プロジェクトがスタートしています。
本学は今後も引き続き、本学に関わるすべての人々の理解と協力を得つつ、教育研究と社会貢献のあらゆる面で駆動的役割を担い、国立大学としての社会的使命を果たすとともに、中長期の構想の実現に向けた取組を行ってまいります。