(令和4年6月23日)
国立大学法人滋賀大学の令和3事業年度財務諸表について
本学の令和3事業年度の財務諸表が、令和4年6月22日付けで文部科学大臣により承認されました。つきましては、より多くの皆様に本学の財政状況及び運営状況をご理解いただくため、ここに公表させていただきます。
令和3年度の予算については、教育研究の発展・充実、機能強化等、中期目標・中期計画の達成に向けて配分を行いました。
主な内容としては、各部局への基盤的経費を確保するとともに学長裁量経費については、教育研究活動の更なる活性化のための基盤強化を目的に、「未来創生『滋賀大学』構想」を実現するための事業を選定し、重点配分を行いました。併せて目的積立金を利用し、産学公連携の更なる拡充に向けたイノベーション・コモンズ(共創拠点)整備事業等を実施しました。
加えて、新型コロナウイルス感染症への対策として、ワクチン職域接種に取り組み、県内の大学・病院の協力を得て、学生及び教職員へのワクチン接種を実施しました。この職域接種では、教職員の家族のほか、県内大学、県内経済界にも接種機会利用を呼びかけ、地域への貢献を図りました。
本学は今後も引き続き、学長のリーダーシップの下、本学に関わるすべての人々の理解と協力を得るべく、学内資源の戦略的な再配分を実行できるよう、ガバナンス改革をはじめとする様々な改革に積極的に取り組みます。さらに、教育・研究と社会貢献を通じて、国立大学としての社会的使命を果たすとともに、中長期の将来ビジョンや教育研究組織の全学的改革に向けた取組を行ってまいります。