12月8日(木)、本学はトヨタ自動車の協豊会(※)幹部とデータサイエンス高度人材育成に係る懇談会を開催しました。
協豊会側からは会長の住友ゴム工業株式会社・池田会長、AGC株式会社・島村会長、日本板硝子株式会社・森社長、AGC株式会社・鳴島執行役員、株式会社デンソー・加藤(俊)ミッションエグゼクティブ、トヨタ自動車株式会社から小林番頭、加藤(貴)調達副本部長、山本コネクティッドカンパニープレジデントが参加され、本学からは、竹村彰通学長、須江雅彦理事・副学長、椎名洋データサイエンス学部長、データサイエンス・AIイノベーション研究推進センターの笛田薫センター長、深谷良治副センター長、佐藤智和副センター長、村松千左子准教授が参加しました。
この会合では、企業におけるデータサイエンスの重要性と高度人材育成等について様々な意見交換を行いました。
懇談の中で、佐藤副センター長より、画像計測、画像合成分野における画像からの三次元計測、自由視点画像生成、AR、VRなどの基本的な研究内容と、これらを応用する共同研究の事例や学生と開発したVR型防災教育システムについて説明があり、また、村松准教授からAIを用いた画像解析による医用画像診断支援システムについて説明がありました。
これらを踏まえ、企業におけるデータサイエンティスト育成に係る課題や育成の可能性、企業が保有する様々なデータリソースを活用した研究の可能性と期待等について活発な議論が行われました。
今後も大学と企業両者の関係を深めるとともに、データサイエンティストを核にしたDXの推進、機械学習モデルの拡大等、企業におけるデジタル高度人材育成の推進に協力していくことを確認しました。
- 協豊会:トヨタ自動車株式会社がグローバルでオープンなパートナーシップに基づいた活動を通じて世界の経済・社会の発展に貢献しようとする200社以上の会員会社で構成される組織。
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