2022/12/6
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研究支援事業(講演会)「研究費が増やせるメディア活用術」開催報告

 11月24日(木)彦根キャンパス(大津キャンパスにはZoomによる配信)において、滋賀大学研究支援事業(講演会)を開催し、教職員・大学院生34名が参加しました。当該講演会は、「科学コミュニケーションを通じて、大学における研究成果を社会に還元し社会課題の解決につなげるとともに、大学にとっては外部資金の獲得につなげたい。」との思いを実現するための各種方策について学ぶために実施しました。

 竹村彰通学長による開会挨拶に続き、日刊工業新聞社論説委員兼編集委員の山本佳世子先生に「研究費が増やせるメディア活用術」と題する講演をしていただきました。講演では、「科学技術をはじめとするコミュニケーションのポイント」、「リリースによる情報発信」や「マスメディアとどうつきあうか」についてご説明いただき、ご自身の記者という立場からの専門的知見に基づいたアドバイスをいただきました。

 特に、コミュニケーションの最大ポイントは、「受け手を思って発信すること」であり、相手がよく理解できるように伝えるための様々なノウハウを伝授していただきました。

 また、これからの時代はイノベーションを起こすため異分野の研究者同士でのコミュニケーションも大切であり、滋賀大学が実践している「データサイエンス・AI×専門」により新しいものを創造するといった取り組みが非常に大事であるとのお話もありました。

 講演後の質疑応答においても、メディアへのアプローチなど様々な疑問点について意見交換が行われました。山本先生の研究者とメディアの両方の視点を備えた説明は非常にわかりやすく、参加者が研究成果の発信について学ぶことのできる有意義なセミナーとなりました。

講演を行う山本先生

講演を行う山本先生


質問をする竹村学長

質疑応答の様子

【お問い合わせ先】

研究推進課

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