経済学部・吉田裕司教授のコラムが日本経済新聞に掲載されました。
掲載日
2022年11月8日
メディア
日本経済新聞
内容
「やさしい経済学 為替変動の要因と影響④ 国際資金運用と金利平価」
前回まで、通貨の価値は物価水準の逆数と深く関係することを説明されてきましたが、物価水準の変化は緩やかでそれだけでは為替レートの短期的な変動は説明できないため、今回のコラムでは為替レートに関係する「金利平価」について紹介されています。国際的な視点で資産運用する投資家は為替レートの動きも想定して運用利回りを比較します。円利回りより、米ドルの利回りが高かった場合、投資家は低利回りで円を調達して、高利回りの米ドルに投資しますが、この行動を裁定取引と呼び、この取引が生じることで最終的には円利回りと為替レートの変動も含んだ米ドル利回りが等しくなると主張するのが金利平価の理論と説明されています。
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