彦根キャンパスでは、課外活動における救急救命法及び非常時の対処知識を習得し、学生生活・団体運営の更なる向上を目的として、8月7日(日)に体育会主催の危機管理講習会を開催し、およそ150名の学生が参加しました。
講習会では、関西大学人間健康学部の灘英雄教授をお招きし、講習と実技講習が行われました。午前の講習会ではまず、傷病者を発見したときの現場での対応やAEDの使用方法など、救急車が到着するまでにできる救命処置についての講義を受け、その後、講義をもとにダミー人形などを用いた心肺蘇生法やAED使用について実技講習を行いました。
実技講習では適切な心肺蘇生法の実施のため、適切な速度・強度で心肺蘇生法を行った際にのみ反応するシステムを使い、ゲーム方式で体験してもらうなど、より実践的で身につく講演をしていただきました。
午後の実技講習では、衣服を着用したままでプールに入り、海や川での水難事故の予防と救助方法を学びました。
今回の講習会では、心肺蘇生法とAEDの使用方法、溺者救出の手段や泳法等一通り学習しましたが、一朝一夕で身につく事は難しいと思われます。今回の講習会をきっかけに非常時に必要な対処方法を常に考え行動し、今後の学生生活やクラブ活動で活かすことを期待します。
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