本企画展は、滋賀大学に所属する研究者が、研究を通して知り得たいろいろな事柄を、資料や自身の著作により紹介します。
今回は、組織で働く人々の行動を研究対象とする組織行動論が専門の小野善生教授(滋賀大学経済学部)の研究を取り上げます。
昨今、小野教授は、高級地酒製造販売に事業転換する中小酒造業に注目し、その経営者の変革行動について滋賀県と高知県の酒蔵を対象としたフィールド・ワークを通じて明らかにしようとしています。近年ブームとなっている地酒について、その経営手法とはいかなるものか、そもそも日本酒とはいかなる酒でどのような業界なのか、研究者のみならず日本酒に関心のある人ならば興味を持つようなユニークな研究をされています。
展示では、2018年と2019年に発表された2編の論文を取り上げ、その研究の一部をご紹介します。
基本的な感染症対策のうえ、ぜひこの機会にご来場ください。
会期
2022年7月5日(火)~12月23日(金)(8月11日~16日は休館)
※土・日・祝日は休館(その他、臨時休館する場合があります)
時間
9時~17時(月曜日~金曜日)
※入場無料
場所
滋賀大学彦根キャンパス
総合研究棟〈士魂商才館〉1階しがだい資料展示コーナー
【お問い合わせ先】
経済経営研究所(月曜日~金曜日:9時~17時)
TEL:0749-27-1047
FAX:0749-27-1397
E-mail:ebr[at]biwako.shiga-u.ac.jp(※ [at] を@に変更してください)