4月7日、彦根市長公式YouTubeチャンネル「ひこねしちょーCH」にて、経済学部・山下悠准教授が担当した「ふるさと納税拡大プロジェクト」の集大成として、プロジェクトに参加した経済学部の2名の学生による提案がライブ配信されました。
このプロジェクトでは、彦根市役所から提供された匿名化済のふるさと納税データを基に、寄附者の居住地域や寄附金額、受け取った返礼品などを分析。得られたデータに基づき、学生たちは「①返礼品の寄附金額を増やすための広報戦略」または「②寄附金額を増加させる新たな返礼品の提案」という2つのテーマに分かれてグループワークを行いました。
ライブ配信では、参加学生がこれまでの分析結果を踏まえて、彦根市のふるさと納税全体の動向や納税者の特徴を説明した後、具体的な対応策を提案しました。特に学生たちの提案は、強みをさらに伸ばし、弱点を克服するための現実的かつ効果的な内容に仕上がっており、和田裕行市長をはじめとする視聴者に深い印象を与えました。
学生たちが示したアイデアの一部には、新しい返礼品の提案や効果的なPR方法が含まれており、地域の特徴を活かした魅力的な戦略が具体的に提示されました。この提案を受けた和田市長は、「大変勉強になりました。明日からではなく今日の午後から作戦会議をしていきたい」とコメントし、学生たちの努力を称賛しました。
このプロジェクトを通じて、学生たちはデータ分析を活用した実践的な学びとともに、地域の課題に対する具体的な解決策を提案するという貴重な経験を得ました。彦根市と学生の連携は今後も続き、地域社会の発展に寄与する新たな価値の創造が期待されています。
滋賀大学では、今後もこうした実践的な教育を通じて、新しい価値を創造できる人材の育成を目指していきます。
動画はこちら(YouTube)から
Youtube撮影の様子
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総務課企画・広報室