2025/2/27
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学内研修「『目に見えない障がい』の理解と合理的配慮」を開催

 2月13日、障がい学生支援室主催の学内研修「『目に見えない障がい』の理解と合理的配慮」を開催しました。この研修は、精神・発達障害や身体障がいの一部など、外見からはわかりづらい困難を有する学生がいることを理解するとともに、障がい特性を踏まえてどのような合理的配慮が望ましいかを知ることを目的としています。当日は大津キャンパスの主会場とオンライン配信あわせて86人が参加しました。

 障がい学生支援室長の渡部雅之理事による開会挨拶及び趣旨説明の後、本学教育学部4回生の藤原実緒さんが自らの体験をもとにした講演を行いました。

 藤原さんは「目に見えない障がい」の例を挙げつつ、特に自身が苦しんできた「吃音」について、大学生活上の困難や、「配慮申請」制度を利用したことで自分に自信が持てるようになった経験などを話されました。そして最後に「配慮申請の内容には可能な限り対応していただきたい」「学生の夢や目標を受け入れていただきたい」との思いを教職員に託されました。

 続いて、障がい学生支援室の心理コーディネーターである谷口麻起子特任准教授から、事前質問に対する回答を含めた解説が行われ、参加者は研修を通じて多くの学びを得ることができました。

 障がい学生支援室では、今後も教職員に向けた啓発のための研修を開催する予定です。

研修会の会場の様子

会場の様子(大津キャンパス)


経験を語る藤原さん

藤原さんの講演

【お問い合わせ先】

障がい学生支援室

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