2025/2/7
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DX・RPAプロジェクトチーム報告会(令和6年度)を開催(DX・RPA推進チーム主催)

 2月5日、平川康弘理事、各課長等参加のもと、若手職員を中心とするDX・RPAプロジェクトチームの各班の取組に関する報告会を開催しました。

 滋賀大学では、DX・RPA推進チームの呼びかけのもと、身近な業務についてデジタル技術を用いた効率化や業務フローの改善を図ることができないか検討することを目的として、若手職員全体を巻き込んだ効率化検討プロジェクトを昨年度より開始しています。

 今年度は、主任以下の職員総勢30名以上の協力を得て「人事」「財務」「教務・学生支援」など計5班に分かれて実施しました。各班では、約4か月間、対面でのミーティングや、Microsoft Teamsチャット等を用いた意見交換を重ね、RPAの導入や業務効率化に向けた施策を検討しました。各班は、所属キャンパス・部署を問わない部局横断型のメンバーで構成されており、本取組は職員のコミュニティづくりの一環にもなっています。

 報告会は、各班発表10分、質疑応答5分で行われました。各班からは、「電子決裁普及に向けた取組」「SharePointやPowerAppsを用いた問い合わせ対応効率化」「学生向け共有サイトの検討」など様々な内容が発表され、質疑応答の時間にはアイデアのブラッシュアップに向けた様々な意見、提案が出されました。

 各班発表後には各班の優れた発表のなかで最も良かった取組を選ぶ投票を行い、今年度は財務班の取り組んだ「支払伝票のエラーチェック/債主登録の効率化」が大賞に選ばれました。報告会の最後には、DX担当の平川理事から全体講評があり、今回出された各班のアイデアの実装に向けて尽力してほしいとのコメントがありました。

 このプロジェクトチームの取組は、DX・RPA推進チームの取組をさらに全学に広げ、当事者意識を育てていくためのいわば「巻き込む」プロジェクトです。昨年度に引き続き二度目の実施となりましたが、今年度は単なる検討結果の紹介だけにとどまるのではなく、PowerAppsで作成したアプリの実演、PowerAutomateフローの紹介、実装に向けた課題の提示など、各班とも非常に具体的かつ説得力のある発表が目立ちました。

 今後もDX・RPA推進チームでは「単なるデジタル化ではなく、職員の大学業務に対する理解と根底からの意識変革が必要」という考えから、身近な業務の改善と大学の価値創造に取り組んでいけるよう、職員全体で取り組んでいきます。

  • DX・RPA推進チームは、本学の第4期中期目標・中期計画で定められたデジタル・キャンパスの実現に向けて令和4年度に若手大学職員をメンバーとして発足しました。
勉強会会場の様子

会場参加者の様子


質疑応答中の参加者

質疑応答の様子


講評を述べる平川理事

平川理事による全体講評


報告発表のPowerPoint画面

発表の様子

【お問い合わせ先】

DX・RPA推進チーム

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