2025/2/4
お知らせ 教育 全対象

文部科学省総合教育政策局・後藤教育人材政策課長が本学を視察

 1月15日~16日、文部科学省総合教育政策局の後藤教至教育人材政策課長と川合美希教育大学係長が本学を視察されました。

 今回の視察は、令和6年度に文部科学省に採択された「地域教員希望枠を活用した教員養成大学・学部の機能強化事業(教育データサイエンス/ICT/DX活用による地域教育の転換と地域教員マインドの醸成)」における現在の取組状況など、地域や現場ニーズに対応した質の高い教師を継続的・安定的に養成し、確保するための取組についての現地視察と意見交換を目的として行われました。

 1月15日、彦根キャンパスで竹村彰通学長、小倉明浩理事、平川康弘理事との懇談の場が設けられ、本学における各種取組について様々な意見交換が行われました。

 16日午前は、教育学部附属幼稚園、附属小学校、附属中学校を訪問され、奥田援史附属幼稚園長、大矢明同副園長、神部純一附属小学校長、齋藤昌代同副校長、糸乗前附属中学校長、河野卓也同副校長から、各附属学校園の特色ある教育研究活動の説明があり、それぞれの学校園での授業見学も行われました。

 後藤課長からは、教育課題は多様化しており、教員に求められる資質や能力も高度化するなか、国立大学の教員養成学部附属学校園として、また地域におけるモデル校としての学校教育の指導的な役割や教育実習における学生指導など、教員の資質向上に対応した取組をお願いしたいとのお言葉をいただきました。

 午後からは、大津キャンパスの教育学部を訪問され、久保加織学部長、長谷川武博副学部長、渡邊曉彦副学部長、芦谷道子副学部長、太田拓紀副研究科長から、「地域教員希望枠を活用した教員養成大学・学部の機能強化事業」における現在の取組状況についての説明を受けられました。

 その後、本事業の取組の一つである、実データを自ら分析し、教育実践に活用できる力を学生に身に付けさせるために新設する授業科目「学校教育におけるデータサイエンス活用(仮)」のモデル授業となる、教職大学院授業「授業実践のためのデータサイエンス」を見学されました。

 後藤課長からは、本事業での取組についての理解が深まったとともに、教職の高度化に資するよう一層取り組んでいただきたいとのお言葉をいただきました。

 本学は、地域が求める教師を養成するとともに、その成果を広く公開して我が国の公教育全体の底上げに貢献して参ります。

教職大学院の授業風景

教職大学院の授業


見学中の後藤教育人材政策課長と川合教育大学係長

見学される後藤課長と川合係長


附属幼稚園の保育見学の様子

附属幼稚園の保育見学

【お問い合わせ先】

学務課

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