滋賀大学のDX・RPA推進チームでは、大学の枠を超えた業務DXに関する情報共有を積極的に図っています。1月24日、京都工芸繊維大学の働き方改革検討チーム担当者が本学大津キャンパスを訪れ情報交換会を実施し、両大学職員約10名が参加しました。
本学では、デジタル化だけでなく、大学業務全般に関する研修や効率化できる業務の洗い出しも行っています。本学からは、Microsoft Power Automateを使用した実践例や、若手職員を中心とした部局横断型の業務効率化に向けたグループワークの取組、ExcelやPower Automateなどの各種研修の内製化の事例について紹介しました。
その後行われた質問時間では、在宅勤務に向けた課題、電子決裁導入にあたってのハードル、新規採用職員向けの研修実施方法など、両大学が共通して抱える多くの課題が認識され、2時間以上にわたり、活発な意見交換が行われました。
今回の情報交換会は、両大学の取り組みや課題について深く理解し合う貴重な機会となりました。今後も引き続き各大学のDX担当者が情報交換し、DX推進に向けた交流の輪を広げていくことで、各大学が持つ知見や技術の共有を図っていきます。
DX・RPA推進チームは、本学の第4期中期目標・中期計画で定められたデジタル・キャンパスの実現に向けて、令和4年度に若手大学職員をメンバーとして発足しました。
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