少林寺拳法部主将の小島陸さん(経済学部3回生)が中国とベトナムで文化交流事業に参加しました。
小島さんは、昨年10月に少林寺拳法の世界大会に出場した際に、少林寺拳法が世界40カ国以上に普及していることを肌で感じたことから、少林寺拳法を通じた国際交流をしたいと考え、今年7月、中国訪問団(青年拳士代表団)の参加募集に応募し、団員として選抜されました。
中国訪問団は、9月4日から8日まで河南省の鄭州大学を訪問し、大学施設を見学後、日本語を学ぶ学生と交流しました。中国の学生から武術を披露してもらい、小島さんも少林寺拳法を披露し、その後の食事会で代表者スピーチを務めて親睦を深めました。
中国訪問に続き、9月23日から26日まで少林寺拳法部監督と共に少林寺拳法ベトナム・ハノイ支部を訪問しました。現地では同支部の部員と道場で共同稽古を行ったほか、食事会などを通じて同じ少林寺拳法の拳士達と親交を深め、終始楽しい時間を過ごしました。
小島さんは今回の中国訪問で務めたスピーチで、「自分はどのような思いで少林寺拳法をしているのか」「大学で何を学んでいるのか」を言語化することに苦戦したようですが、部員やゼミのメンバーの協力もあり、無事スピーチを完成させることができました。そしてこの経験を通じて、自分の思いを伝える難しさとともに、チームワークの大切さを学んだようです。
今回の活動は、本人にとって大きな成長につながる経験になるとともに、本学のグローバル化の推進や少林寺拳法の国際的な普及、文化交流の活発化につながる有意義なものとなりました。本学は今後もこのような活動の後押しを進めていきます。
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