8月19日から3週間、タイのマヒドン大学インターナショナル・スクールの日本語中・上級クラスの学生6名を日本語短期研修生として受け入れました。今回の研修は、国際交流機構・滝井未来准教授が研究でマヒドン大学の教員の方と交流があり実現しました。
研修生は毎日2コマ日本語の授業を受け、また日本文化体験として、3日間をかけて彦根城見学、冨田人形体験・金箔押し体験、部活動見学・体験等を体験しました。
日本語の授業では、本学の日本人学生がチューターとして参加し、日本語の会話の相手をし、授業の補助として活躍しました。
日本文化体験では、冨田人形会館で人形浄瑠璃の操作を体験し、「手や足の操作の仕方で人形の動作が変わってくるので、意外と難しい」と話していました。仏壇・仏具店の永楽屋では金箔押しを体験し、「金箔が薄くて、うまく張り付けできなかった」との感想がありましたが、でき上がった「しおり」に全員が満足そうにしていました。
研修の最後には、学生各自が「自国の祭り・日本の祭り」というテーマで日本語でのポスター発表を行い、3週間での日本語の上達に、日本語教員や国際交流課職員からも感心の声が上がっていました。参加した研修生からは、「楽しかった」「日本語がより話せるようになってうれしい」「また日本に遊びに来たい」等の感想がありました。
国際交流機構では、今後、マヒドン大学との学術交流協定、学生交流協定の締結を目指していきます。また、本学のキャンパス国際化に寄与する事業を引き続き行ってまいります。
【お問い合わせ先】
国際交流課