滋賀大学DX・RPA推進チームは、大学の枠を超えた業務DXに関する情報共有を目的として、大阪大学・京都大学のDX担当者との意見交換を実施しました。
7月5日に行われた3大学による意見交換会は、大阪大学OUDX推進室の呼びかけにより初めて実現し、各大学から情報企画担当、DX推進担当など教職員あわせて約20名が参加しました。
各大学からは業務DX、事務効率化を中心とした各種取組の推進状況が報告されました。大阪大学からは、生成AIを用いた業務効率化、デジタル学生証や顔認証システム導入に向けた取組の実施状況、京都大学からは、全学的な事務改革組織の体制整備や業務DXの方針策定、研究室関連業務効率化の事例が紹介されました。滋賀大学からは、若手職員を中心とした部局横断型の業務効率化に向けたグループワークの取組やRPA研修等の内製化の事例を報告しました。
その後に行われた質問時間では、DX推進を担う人材の育成など、各大学が共通して抱える多くの課題が認識され、当初の予定時間を1時間以上超過し、活発な議論が行われました。
意見交換会後も3大学による継続的な情報交換を進めています。今後も引き続き各大学のDX担当者が情報交換し、DX推進に向けた交流の輪を広げていくことで、各大学が持つ知見や技術の共有を図っていきます。
DX・RPA推進チームは、本学の第4期中期目標・中期計画で定められたデジタル・キャンパスの実現に向けて令和4年度に若手大学職員をメンバーとして発足しました。
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DX・RPA推進チーム