7月26日、協定校の韓国・啓明大学日本語日本学科の学生10名と、劇団の交流で何度か本学に来学されたことのある引率の金明洙先生が本学を訪問しました。
啓明大学から、日本語日本学科の学生が「グローバル専攻体験:日本」というプログラムで日本を訪問することとなり、「滋賀大学にも訪問したい、その際に学校案内と『近江商人と三中井百貨店』に関する簡単な講義をお願いしたい」との依頼があり、経済学部・阿部安成教授が授業を行いました。
授業では、阿部教授が執筆された「三中井百貨店」に関する原稿で、韓国でもハングルに翻訳されて出版された書籍のコピーをテキストとして配布し、経済経営研究所のデジタルアーカイブ資料等を使用しながら、韓国京城市の「三中井百貨店」に関する話をされました。講義を受けた啓明大学の学生からは、「どうして三中井百貨店はこんなに大きくなったのか」「日本が戦争に勝っていたら三中井百貨店はどうなっていたのか」など多数の質問が寄せられ、阿部教授はユーモアも交え丁寧に回答されていました。
その後、昨年9月から1年間、啓明大学へ交換留学に行っていた本学の学生も案内役として加わり、キャンパスツアーを行いました。講堂、附属史料館、図書館などを見学した後、昼食を取って、午後からは五個荘にある「近江商人博物館」を訪問しました。引率の金先生は、「大変有意義な講義をしていただきありがとうございました。学生たちも勉強になったと思います」と感想を述べられました。
国際交流機構では、今後も協定校との交流を進めていきます。
【お問い合わせ先】
国際交流課