留学生対象就職活動ガイダンス（第9回）開催報告

　7月20日、彦根キャンパスで「第9回留学生対象就職活動ガイダンス」をハイブリッド（対面・オンライン）で開催し、留学生15名が参加しました。留学生対象就職活動ガイダンスでは、滋賀大学、環びわ湖大学・地域コンソーシアム、びわ湖東北部地域連携協議会が、県内大学に在籍する学部1年生や日本での就職を目指している外国人留学生を対象とし、日本で働くための就職活動の方法や日本企業における就労環境や就職に係る在留手続きなどの説明を行います。

　第9回となる今回のプログラムでは、入江直樹先生（滋賀大学就職支援室）から「日本で働くための就職活動について」、寅野滋先生（元滋賀大学国際交流機構）から「安定した在留資格を得るために」をテーマに講演いただきました。

　続いて、内定を得た滋賀大学留学生から「就職活動体験談（困ったことや成功へのコツ）」「内定先の業種や仕事の内容」、また、日本の企業に就職した立命館大学の卒業生から「日本で就職しようと思ったきっかけ」「就職活動体験談や後輩への就活アドバイス」、そして、企業採用担当者の方からは「留学生の採用ポイント」として、母国語や英語だけでなく、日本語で日本人と円滑に業務が行える語学力が求められることなどをお話しいただきました。さらに、就職活動中に選考を通過できなかった時の前向きな受け止め方についてもアドバイスをいただきました。

　留学生・卒業生へのインタビューでは、友人等の就職活動や内定状況を自身の状況と比べてしまい、焦りを感じたり落ち込んでしまった時期があったことやその乗り越え方、面接では一緒に働きたいと面接官に思ってもらえるように、あまり固くなりすぎず自分の言葉で話すことが大切である等の助言がありました。

　日本で就職するための具体的な手法などを聞くことができ、参加した留学生にとって、今後の就職活動の参考になる機会になりました。

　次回、第10回留学生対象就職活動ガイダンスは、令和6年冬に開催する予定です。