7月5日、滋賀大学とトヨタ自動車株式会社、及びそのパートナーズである協豊会メンバー企業と協働で実施する、次世代リーダー育成のための「未来創生人財育成講座」がスタートしました。9月27日までの間、全10回を滋賀大学彦根キャンパス及びトヨタ自動車(名古屋)で実施します。
第1回目は滋賀大学で開講し、冒頭の開講式では竹村彰通学長から、「滋賀大学が提供している様々なリスキリング教育に新たなプログラムが加わり、未来創生に向けて一層の貢献を行っていきたい」との抱負が述べられました。また、オーストリア・リンツ市を拠点に、アートとテクノロジーの世界的文化機関であるアルスエレクトロニカで、アーティスト、キュレーター、リサーチャーとして活躍し、アート思考により地域創生を手掛けられている小川秀明氏による、オーストリアからのオンライン特別講演が行われました。
本講座は、多様な企業からの参加者が、大学研究者や経営先達などの外部人的リソースと協働し、“人・企業の未来への課題を共に探求し、課題解決を共に探る「オープンイノベーション型講座」”を通じて、経営者に求められる資質の獲得を目指すものです。
講座は、データサイエンス領域を先導する滋賀大学講師陣による、データサイエンス領域と経営・経済・社会科学領域の理論アプローチ、原理原則を学び直す講義と、各受講者が自社の経営課題を提起し、その課題解決に全員で取り組むワークショップで構成されており、理論的視覚から実践の場を見直し「気づき」を得て、未来への視座を広げていくことを目指します。
一方、滋賀大学もこの講座の参加者として、社会への貢献・連携や、社会との「知」の循環の在り方を経験しつつ探求し、本学が進める高度人材育成プログラムの高度化を進めてまいります。
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経済学部・データサイエンス学部共通事務部