文部科学省が公募する令和6年度「地域教員希望枠を活用した教員養成大学・学部の機能強化事業」に、この度、本学が申請した「教育データサイエンス/ICT/DX活用による地域教育の転換と地域教員マインドの醸成」が採択されました。
「地域教員希望枠を活用した教員養成大学・学部の機能強化事業」は、教育委員会と大学を結ぶコーディネーター教員が中核となり、教員を目指す「地域教員希望枠」の導入・拡充等の入試改革、離島・へき地、特別支援教育、不登校等の地域課題や特定分野に強み・専門性を有する教師養成等の地域ニーズに対応したコース・カリキュラムの構築を行うとともに、高校生に対する教職セミナー等の高大接続や、教員採用における特別選考等、大学と教育委員会の連携・協働のもと、地域が求める質の高い教師を継続的・安定的に養成し、確保するシステムを構築することを目的とするものです。
本学が実施する事業は、入学前からデータサイエンスの意義や地域文化を理解させ、入試では地域枠を設定し、入学後は、本学が育成を推進してきた力(確かな教育実践力、ダイバーシティ教育力、環境教育力)をベースに(第1の柱)、教育データサイエンス/ICT/DX活用力の強化(第2の柱)と地域教員マインドの醸成(第3の柱)を行い、地域が求める教師を養成することを目指します。
滋賀大学教育学部は、このプログラムを通じて、これからも教職に対する情熱と誇りを持ち、日々学び続ける力量ある教員をしっかりと養成し、地域教育の発展に寄与して参ります。
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学務課教育改革室