学生団体「滋賀大学チームスーリーズ」が、高齢者と若者の交流、運動不足の解消、観光による地域の魅力再発見によって彦根の街を大学生から盛り上げたい・彦根に笑顔を増やしたいという思いから、大学生と高齢者がペアになって彦根の街を歩きながら観光し、交流を深めるイベントを3月29日に実施しました。
当日は地域の高齢者10名と留学生を含む学生9名がアルプラザ彦根4階に集合し、自己紹介の後チーム分けをして、準備体操を行い滋賀大学に向けて出発しました。プロジェクト実施前、高齢者と若者の交流の際に、高齢者同士・大学生同士で固まってしまうのではないかと懸念がありました。しかし、当日は高齢者と大学生でペアになり歩くことで、会話が盛り上がり、交流を深めていました。
滋賀大学に到着後は、大学らしい雰囲気の大合併教室で昼食をとり、学生から大学紹介を行ったり、高齢者から学生生活について質問があったり、和やかな時間を過ごしました。その後は講堂前にて記念撮影を行い、体調を考慮しながら夢京橋などの観光スポットを巡りさらに交流を深めてアルプラザ彦根まで戻りました。
今回、多くの高齢者、学生が参加して非常に満足度の高いイベントとすることができました。高齢者の方は若い世代との交流の機会を求めており、また大学生も地域の方との交流に関心があることから、ニーズの高いイベントだと感じました。また参加者の反応を見ると、高齢者の方は1~3か月に1回の開催を望んでいることもわかりました。今回は交流と運動に焦点をあてた実施でしたが、次回は観光要素を強めた形での実施を検討していきます。
(文責:スーリーズ代表 経済学部2回生 藤本翔太)
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