11月17日(金)、第32回滋賀大学グローバルセミナー「グローバル人材とは?どうすればグローバル人材になれるか?」を開催しました。今回は、元大使の堀江良一氏と澤田洋典氏を講師にお招きし、須齋正幸理事を進行役として、パネルディスカッション形式で経験談を具体的にお話いただきました。
堀江元大使からは、「異文化の共感力、それを培ったうえで、自分自身のものさし(座標軸)を持つこと、判断することが大切である」、澤田元大使からは、「言葉を学ぶ、そのうえでグローバル・イッシューに取り組むことが大切である」とお話をいただきました。
今回は、Slidoを使用しながら、会場の参加者及びオンラインの参加者からリアルタイムに投稿された質問をプロジェクターで画面表示し、ファシリテーターである本学学生の楠本さん(国際交流アソシエイト代表)から、ディスカッションの合間に投稿された質問をパネラーに投げかけ、質問にお答えいただきました。「外交官になるにはどうすればいいか?」「ウクライナやシリアの紛争は、世界経済にどのような影響を与えるか?」等々の質問が出され、パネラーが苦笑するような場面もありましたが、参加者からは「有意義なお話が聞けて良かった」「大使って大変で、やりがいのある仕事だと分かった」等々の感想が聞かれました。会場で質問をした学生は、「テレビやYouTubeなどで受け身でしか聞けないお話を、具体的な経験を含めリアルに聞くことができ、質問も納得するまで聞けたことが、とても貴重な経験だった」と話していました。
滋賀大学グローバルセミナー
このセミナーでは、国際に関係した様々なトピックに関して学生同士が自由に話し合い、ゲストとの交流を通して学⽣⾃⾝の世界を拡げるきっかけを作りたいと考えています。 扱うトピックは、異⽂化、留学、外国語、地球規模の話題(気候変動、Covid-19、政情不安、ヘイトクライム、国際情報リテラシーなど)など、国際に少しでも関することです。
トピックやゲストスピーカーの希望があれば、ぜひ国際交流課までメールをお寄せください。
【お問い合わせ先】
国際交流課
E-mail:kokusai[at]biwako.shiga-u.ac.jp(※ [at] を@に変更してください)