11月20日(月)、本学職員を対象とし、大学業務についてグループワークを通じて考える新形態の研修企画「Shigadai Drastic transformation」(略称SDX)を対面・オンライン併用の形式で開催しました。
DX・RPA推進チームは、令和4年度より、デジタルスキルを向上させ日頃の業務に活用することを主な目的としてMicrosoft AccessやFormsについて学ぶ「スキルアップセミナー」と題した研修を実施してきたところですが、「DXは単なるデジタル化ではない」「職員の大学業務に対する理解と根底からの意識変革が必要」という考えから、知識・考え方のアップデートや企画力向上を目的として、「教えてもらう」セミナーではなく「考える」ワークショップである本企画「SDX」を新たに立ち上げました。フラットに学び合うこと、「使える」研修であることを目指し、「講師なし」「職階関係なし」「対話型」「事後課題あり」をコンセプトとします。
第1回は「業務DXとは何かを考える」と題し、各グループに分かれて、「DXとデジタル化の違い」「業務DXを進めるにあたり必要なマインド」などについて各参加者で考え、意見交換しました。最後のワークでは、大学として、デジタルスキル向上や業務に対する考え方をアップデートしていくにはどういう取組が必要かを考え、グループごとに実現可能と思われる企画を提案しました。
今回はこれまでと趣向を変えた研修であり、グループワークに不慣れな職員がいることも想定していましたが、終始楽しく建設的な議論が進み、各参加者からさまざまな意見が出て予想以上の盛り上がりとなりました。この企画は、意見交換するコミュニティ形成も目的としています。今後もデジタルスキルを向上させるだけにとどまらず、こうした実践型・対話型の研修を通じ、大学業務の基礎理解や意識変革に職員全体で取り組んでいきます。
DX・RPA推進チームは、本学の第4期中期目標・中期計画で定められたデジタル・キャンパスの実現に向けて令和4年度に若手大学職員をメンバーとして発足しました。
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DX・RPA推進チーム