8月25日(金)、公開講座「音楽講座(鑑賞講座)~トワイライト鑑賞会~」を彦根キャンパス講堂で開催しました。
本講座は、声楽の専門家である教育学部・渡邊史准教授による新企画で、季節の歌曲やオペラのワンシーンなど、様々な時代・ジャンルから古今東西の「名曲」をお届けし、楽曲の聴きどころや成り立ち、こぼれ話などの解説を交えつつ、人間の「声」を用いた表現活動である「歌」について考察する講座です。
鑑賞会は、まずソプラノ・テノールの独唱で「海は広いな」「浜辺の歌」などの日本歌曲から始まり、「Die Forelle(鱒)」「O sole mio」「The Sound of music」などの名曲が演奏されました。曲間には、それぞれの楽曲についてユーモアを交えた解説もあり、「歌」に関する考察を深めました。
さらに、オペラ『椿姫』より重唱「Parigi, o cara(パリを離れて)」、『チャルダーシュの女王』より「Heia, in den Bergen ist mein Heimatland(わが故郷は山にあり)」の2曲は演技を交えて披露され、その美しく迫力のある歌声と臨場感で会場全体が感動に包まれました。
最後の「乾杯の歌」では、会場全体を巻き込んでの演出もあり、鑑賞会は大盛況のうちに幕を閉じました。
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