国際交流機構では、コロナ禍により受入を見合わせていたオーストラリア・ディーキン大学のビジネス研修受入を再開し、6月18日~30日までの2週間、ビジネス・スクールの学生20名、引率教職員2名を受け入れました。
この研修は、学生が湖東地域の事業所や企業(彦根城世界遺産登録推進室、永楽屋、岡村本家、四番町スクエア)を訪問し、観光、情報発信、地場産業(彦根仏壇、日本酒)の海外展開等に関わる課題を聞き取り、課題解決のための提案を行うというものです。
研修期間中は、本学の学生も通訳となり企業訪問や課題整理のための資料作成等に協力し、最終日の報告会では課題解決の提案を通訳して頑張っていました。ビジネス・スクールの学生たちは4班に分かれ、それぞれの事業所からの聞き取り、考察等から導き出した課題解決策を各事業所の関係者の前で発表し、「短期間で良くここまで理解し、提案をまとめていただきました。今後の経営の参考にさせていただきます」等の講評をいただきました。
週末の1日日本文化体験では、長浜旧市街地の散策、冨田人形会館において人形浄瑠璃の体験をしました。人形の操作が難しく、見るのと人形を操作するのが大きく違うということ、手の動かし方によって人形の動作の見え方に大きく違いがあるということがわかり、多くの学生が感動していました。
ディーキン大学ビジネス・スクールの学生たちは、2週間の研修でしたが大きな成果を得て、帰国しました。国際交流機構では、今後もこのビジネス研修の受け入れを推進し、本学の学生との交流の場として貢献していきます。
【お問い合わせ先】
国際交流課