5月22日(月)、彦根キャンパスの講堂で大塚製薬株式会社大津栄養製品研究所の甲田哲之所長による学生向け講演が行われました。「スポーツ選手のコンディショニング」とのテーマで行われた講演会には、体育会の学生をはじめ、約150名もの学生が集まりました。
甲田所長の講演では、筋力・持久力・柔軟性など、行動の基礎となる身体的能力の「行動体力」と、病気やストレスに対する免疫力や抵抗力、環境に適応する能力である「防衛体力」についても話されました。多くの人は「行動体力」に注力していることが多いが、試合に勝ちたいなら「防衛体力」の向上が必要と話され、防衛体力向上のための「粘膜免疫」について、「腸」に着目し「乳酸菌の機能」についての研究と関連製品開発をされている専門的知見から科学的根拠とともに話を進められ、学生にとって普段の生活や課外活動にも活かせる話が多く出ました。
質疑応答では、「防衛体力を高めるために何をしたらいいですか」「実際に免疫を高めるために効果的な乳酸菌のとれる食べ物はありますか」など多くの質問があり、甲田所長はその一つひとつに、丁寧に答えられました。
本学と大塚製薬株式会社は、これまで経済学部の道上静香教授との共同研究・調査協力など、健康/スポーツに関する教育・研究の様々な面で協力してきました。そして、その協力関係をより一層強化するため、2022年12月に連携・協力に関する協定を締結しました。
今後も体育会の学生を対象に、大塚製薬提供による定期的なセミナー開催を予定しております。
《関連情報》
【お問い合わせ先】
産学公連携推進課
学生支援課学生支援係