北マケドニア共和国スコピエ大学の教員が来学

　この度本学はJICA（日本国際機構）がバルカン半島支援事業の一環として実施する、2023年度国別研修北マケドニア共和国「品質管理と競争力」コースの研修事業を受託し、技術研修を行うこととなりました。

　今回の日本訪問は、日本の企業経営における現代の課題、伝統的な日本的経営の現代的評価などについて、実際に企業経営者の方々から意見を伺い、また5名の教員と企業の方との質疑を通じて、北マケドニアにおけるビジネス教育の質的向上を図ることを目的としています。

　研修の期間は、4月10日（月）から5月31日（水）まで。日本での技術研修期間の初日である4月11日（火）に、スコピエ大学の5名の教員（研修員）と現地からの随行員、通訳の7名が来学されました。

　竹村彰通学長を訪問の後、本研修の実施責任者でもある須齋正幸理事より滋賀大学の紹介があり、続いて、深谷良治データサイエンス・AIイノベーション研究推進センター教授からデータサイエンス学部、次に中野桂経済学部長から経済学部、国際交流機構の田村あずみ准教授から本学の国際交流の状況について説明があり、それぞれの説明の後には活発な意見交換が行われました。

　翌日からは、滋賀県内及び京都市内の企業等を訪問され、研修が続いています。一行は4月17日（月）から東京の企業等を、4月21日（金）からは長崎大学および長崎県内の企業等を訪問される予定となっており、4月27日（木）まで日本に滞在されます。