3月13日(月)、在ジョージア日本国大使館の今村朗特命全権大使が滋賀大学を訪問され、須齋正幸理事、中野桂経済学部長と菊地利奈経済学部教授が応対しました。
今村大使は、同国ムツヘタ市との姉妹都市である彦根市長を訪問された後、ジョージア国で開催された国際比較文学学会の世界大会を通じて交流があった菊地教授を通じて訪問が実現したものです。
まず、今村大使より、ジョージア国の政治、経済や日本との関係についてご紹介いただきました。特に、水力発電が非常に盛んで世界で認知されつつあることや、ビジネスのしやすさ世界ランキングで上位にあること、日本との大学間交流を積極的に行っていきたいこと、などの話がありました。現状同国の大学と協定関係がある日本の大学はほとんどが私立大学のため、特に国立大学との交流は意義があること、アジアで随一の経済発展を実現している日本への関心が高く、民主主義を標榜している同国現政権下では今が連携の良い機会であるとの話がありました。
滋賀大学からは大学紹介、英語で提供している授業やダブルディグリーなどの取り組みや今後の方向性について説明があり、意見交換を行いました。
今回の大使ご訪問で得たつながりをもとに、両国の関係のさらなる発展に資するべく、大学間交流協定や学生交流の実現に向けて取り組んでいきます。
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