経済学部 御崎加代子教授の論文が日本における経営学のトップジャーナルである「組織科学」の第56巻2号に掲載されました。
内容
特集「拡張するアントレプレナーシップ研究~源流とフロンティア~」
ワルラスからシュンペーターへ ―アントレプレナーシップの歴史的・思想的背景―
本論文は、イノベーション論の元祖とされるシュンペーターの企業者概念の特徴と意義を、彼が最も影響を受けた経済学者ワルラス、さらにはその源流に位置するJ.Bセーやカンティロンなど、フランスにおける企業者概念の歴史から考察し、現代のアントレプレナーシップ論の歴史的・思想的背景を明らかにすることを目的に執筆されました。またシュンペーターとよく比較されるカーズナーの企業家論についても、ワルラス批判という観点から考察されています。
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